法輪大法に出会う前の私は、多くの悩みを抱えていましたが、誰にも打ち明けられず、日々の生活に疲れて生きる意味すら見失っていました。家族や友人の前では笑顔でいても、絶望から頭の片隅にいつも『自殺』という言葉があり、家族に迷惑をかけない死に方を考える日々でした。
2010年の初夏、市の発行する広報誌に『無料気功講座』の案内を見つけ、引き付けられるように申し込みました。
2010年7月5日、第1回の気功講座で煉功の動作を教えていた女性を見て、初対面とは思えず、離れていた家族に会えたような懐かしさを感じました。その女性の家は煉功場所になっていて、気功講座のない日は、そこで一緒に煉功するうちに心身共に大きな変化が現れました。
一、アレルギー性鼻炎とアトピー性皮膚炎が完治する
法輪功の動作は簡単ですが、呼吸は「下顎を微かに引き、舌先を上顎にあてがい、唇を閉じる」よう要求されます。私は幼い頃から鼻が悪く、大人になっても口呼吸しかできませんでした。唇を閉じるように努力しても、数分もしないうちに開いてしまいます。最初は金魚のように、数分おきに息継ぎをしながら煉功していました。何日か経ち、穏やかな煉功音楽を聞くうちに、息継ぎの間隔が長くなっていきました。
ある日、スーパーで買い物をしているときに、自分が口を閉じている事に気付きました。自然な鼻呼吸が出来ていて、苦しくもありません。生まれて初めて鼻の通る感覚がわかり、とても驚きました。それ以来、ずっと鼻呼吸ができています。
また、アトピー性皮膚炎も患っていたため、最初は肌もくすんでいました。アトピー性皮膚炎は、夏は汗疹のように痒く、冬は乾燥して痒く、一年中治らないので精神的にも辛い病気です。
煉功を始めた頃は真夏だったので、冷房の効いた部屋で煉功していました。みんな穏やかな表情で煉功する中、私だけ滝のような汗をかいていました。その汗は皮膚の表面からではなく体の奥から湧き出るような、不思議な汗でした。
夏の日差しが和らいだ頃、仕事中にふと自分の腕を見ると、皮膚のキメが細かくなり、色も白くて透明感がありました。それは自分の肌とは思えない、滑らかで綺麗な肌でした。体の奥にあるアトピーの原因が、汗と一緒に押し流されて、新しい肌に生まれ変わったようでした。
その頃、嫁ぎ先は農業もしていましたが、稲刈りの時期は脱穀の埃でくしゃみが止まらず、稲穂を持つとすぐに腕がかぶれていました。その年の稲刈りは、鼻呼吸のおかげで苦しくもなく、稲穂を抱えた腕も、次の日には白くて滑らかになり、痒くもありませんでした。
それまで有名な病院に行っても、漢方薬を飲んでも治らなかったアレルギー性鼻炎とアトピー性皮膚炎が、法輪功の動作をするだけで、2ヶ月もしないうちに完治しました。
二、内面の変化
以前の私は、表面上は明るくしていましたが、心の中ではいつも「もう生きているのが嫌だ。死ねば楽になれるのに」と思っていました。
『轉法輪』を読み始めて、物事の全てに因縁関係があり、この世での苦労も、自分自身の業力が原因だとわかりました。
以前は自分の辛さばかり考えていましたが、今では「良いことも悪いことも良いこと」だと捉えられるようになり、自分に原因を探して改めるうちに、日常生活に起きるトラブルに前向きに対処出来るようになりました。
法輪功は本当に不思議です。続けるうちに内面も外見も変わります。
長年の悩みからも解放されて今は心からの笑顔で、過ごせるようになり、心身共に健康になった私を見て、家族も喜んでくれています。
これからも「真・善・忍」の基準で自分を律しながら、感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきます。
(広島県・由美)