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体験談

自律神経失調、不安障害に悩んでいた頃の私

自律神経失調、不安障害に悩んでいた頃の私
27/05/2020 kanae

現代社会では様々な理由で、多くの人がストレスを感じやすくなっています。

約三年前、私も仕事、子育てなどで日々を忙しく過ごしていました。心身の疲れを癒すため、ヨガに通ったり、好きなK-POPのライブに行ったり、美容、ファッションにお金をかけたり、それなりに楽しんでいました。しかし、それらの快楽は一時的なことで、現実社会に戻るとストレスに埋もれていました。

「自律神経失調」と診断される

そのような日々を送っているうちに、身体に異常を感じるようになりました。よく病気になったり、疲れで本当にしんどくなったりと…。けど、仕事や子育ては休むことができないので表面上では明るく元気に振る舞っていました。しかし、そんな私も限界を超えてしまい、目眩や不安感、動悸などに急に襲われるようになり、仕事にも行けなくなりました。

病院へ行って検査を受けても異常はなく「自律神経失調」と診断されました。「このままずっとこの状態なんじゃないのか?」と、マイナスな考えが更に私を不安にさせました。

今の医学ではこの病気は完治させることができず、薬で一時的に症状を抑えるだけです。薬に依存してしまっている人も少なくありません。

私は症状がかなりきつかった時も「薬に頼りたくない」と思い必死に耐えていました。(経験のある方ならお分かりだと思いますが、かなりしんどかったです。)

「現代医学で治せないなら東洋医学へ行ってみよう」と思い、漢方薬、鍼灸治療を始めました。少し効果があったように感じましたが、まだまだ酷い症状が続いていました。

気功法に出会う

ある日、その医師から「本当に体質改善したいなら、これをやってみたら? あなたと同じような症状の人もこれで良くなっていましたよ」と言われ、(絶対に完治させたい!という私の気持ちが強かったので)物はためしでやってみようかな、と思いました。

それは、中国に伝わる伝統文化のひとつで「法輪功」という気功法でした。正直、最初は半信半疑の私でしたが本を読んでいくうちに、自分の病気の原因がなんなのかが分かるようになり、煉功をしていくうちにだんだんと調子が良くなっていきました。次第に外出もできるようになり、徐々に仕事へも復帰できるようになりました。今では完全にこの病気は完治し、今まで以上に充実した生活を送っています。

今のストレス社会にいる現代人は、私のような病気や症状で悩まされている方は少なくないと思います。

もちろん、病気が治療してよくなった方も多くいると思いますし、私はそれを否定していません。けれども、何かのきっかけでまた悪くなったり…という方も少なくないと聞いています。

私がこの経験を通して気がついたのは、疲れをとるため癒しを求めたり、楽しいことをしてストレス発散させたりと、一時の効果はありますが、結局は外に求めているので、長くは続きません。

私は、本当の幸せは自分の心の内にあると思います。病気になる前と今の生活環境は全く変わっていませんが、今の私はとても穏やかに過ごしています。これは決して外に求めて得られるようなものではありません。

以前の私のように悩まれている方に、少しでも参考になればと思います。

(岡山県・高瀬)